毛呂山の植物
和  名 レッドロビン 科 名 バラ
学  名  Photinia × fraseri   (P. glabra Maxim × P. serrulata Lindl)
 レッドロビンはカナメモチとオオカナメモチの交配によって育成された品種である.したがってカナメモチよりも葉が大きく,枝打ちが荒い傾向がある.レッドロビンは乾燥に強く,長期の干ばつにおいてもほとんど枯れることがない.水やりが困難な場所での緑化に適している.別名「せいようべにかなめもち」.
 2018/2/3 川角:生垣
 5月に径1cmほどの5弁花が集まって,径10cmほどの散房花序をつくる.不稔で果実が実らないようである.
 カナメモチの葉柄には鋸歯の痕跡があるが,レッドロビンは痕跡を欠く.

    左:レッドロビン
    右:カナメモチ